CentOSに日本語入力fcitxをシンプルに入れる方法
前回と同様、CentOSです。最近、CentOSしか使っていないのでさすがに日本語入力無いと厳しい、ということで、fcitxを入れる方法を紹介します。(今回は設定用のパッケージを入れずに使えそうでしたので非常にシンプルな構成です。)
まずは、パッケージのダウンロードからします。公式リポジトリにはないようだったのでRPMSearchを使います。
以下のファイルをダウンロードして下さい。
fcitx-4.2.9.6-1.fc29.x86_64.rpm
fcitx-data-4.2.9.6-1.fc29.noarch.rpm
fcitx-gtk2-4.2.9.6-1.fc29.x86_64.rpm
fcitx-gtk3-4.2.9.6-1.fc29.x86_64.rpm
fcitx-libs-4.2.9.6-1.fc29.x86_64.rpm
※私の環境はCentOS7 デスクトップはKDEです。2018年7月現在のfcitxの最新盤をダウンロードしています。
ダウンロードしましたら、ターミナルでそのディレクトリに移動して下記
のコマンドを実行してください。依存性問題をクリアするために一括してやると良いかと。
yum localinstall fcitx-4.2.9.6-1.fc29.x86_64.rpm fcitx-data-4.2.9.6-1.fc29.noarch.rpm fcitx-gtk2-4.2.9.6-1.fc29.x86_64.rpm fcitx-gtk3-4.2.9.6-1.fc29.x86_64.rpm fcitx-libs-4.2.9.6-1.fc29.x86_64.rpm
ここで、私の環境ではやはり依存性問題が出てしまったので、skip-brokenを付けてやり直しました。
yum localinstall fcitx-4.2.9.6-1.fc29.x86_64.rpm fcitx-data-4.2.9.6-1.fc29.noarch.rpm fcitx-gtk2-4.2.9.6-1.fc29.x86_64.rpm fcitx-gtk3-4.2.9.6-1.fc29.x86_64.rpm fcitx-libs-4.2.9.6-1.fc29.x86_64.rpm --skip-broken
これで、日本語入力ができるようになったはずです。もし、使えないようであれば、再起動してみて下さい。