Courier IMAPのmaildropfilterでメールを自動で既読にする方法
エックスサーバーやさくらのレンタルサーバーでは、ユーザー向けのメールシステムでCourier IMAPが導入されています。
Courier IMAPのmaildropfilterによるメール振り分け
実はこのCourierについているmaildropfilterという機能を使うと、レンタルサーバーでもメールの振り分けができ、かなり便利です。僕も愛用しています。
ネットでも以下の記事のように意外と情報があります。
しかし、このmaildropfilterを利用して「特定の条件のときに自動で既読にする」方法がよく分かりませんでした。日本語で探しても出てこないし、ChatGPTでもだめです。
今回は、maildropfilterで既読をつける方法を紹介します。
Courier IMAPのmaildropfilterでメールを自動で既る方法
答えはこちらにありました。
https://superuser.com/questions/1254930/marking-mails-as-read-from-maildrop-script
これによると、FLAGSという環境変数?をSにセットすれば良いとのこと。たとえば、example.comからのメールをすべて自動で既読にするならこのようになります。
if(/^From:.*example.com/)
{
FLAGS=S
}
こうすることで、example.comからのメールはすべて既読(Seen)となってメールボックスに保管されます。